十七世紀半ば、文彌節の流れを酌んで
京に生まれた、新浄瑠璃一中節。
その伝統を現代に生かすべく
挑戦をつづける十二世都一中、その世界。
常磐津節三味線方の子供として生まれた都一中の少年時代から
三味線を生業としていく決心をした青年時代、修行の壁、大病、
伝統音楽ゆえの重さを背負っていく気構え。
そして、新しい挑戦。
十二世都一中の半生を綴った物語です。
【目次】
序 章:初代都一中
第一章:九段の風景
第二章:芸大邦楽科
第三章:修行のなかで
第四章:十二世都一中の誕生
第五章:死の淵に立ちながら
第六章:都一中、一中節を語る
終 章:ニューヨーク・ジャパン・ソサエティ |